=小説=

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■永遠の0(百田尚樹
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「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」
そう言い続けた男は、
なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか…

読み終わってからも 小説の世界から抜け出せず、
感想を書いている今も涙目状態の私です。

十死零生

未来への可能性が摘まれる残酷さと
その愚かさに 悔しい気持ちが湧いてきたり
一人一人の精神の気高さに眩しさを覚えたり
色んな感情がごちゃ混ぜになった1冊でした。

自分や誰かのために使える命の時間がある、
そんな今があることが当たり前じゃなかった時代を思うと、
目の前にある 一つ一つの事象が奇跡に思えます。

ただただ、生きていることに感謝です。

今までも戦争映画や小説などに触れたことはありますが、
ここまで深く その心に触れる機会は無かった気がします。
知らなかった零戦の歴史も知れて 良かったです。
映画も観よう。

「人は何のために生きるのか」

永遠の宿題です。

おしまい。